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2024年11月20日 更新
毎年年始になると「今年の干支は〇〇なので、こういう年になる」といったようなことが言われます。
この「〇〇」の部分で使われるのが、十干十二支です。
2026年はその十干十二支の「丙午(ひのえうま)」の年。丙午の年がどんな年なのかを見て、2026年がどのような年になるのかを見ていきましょう。
2026年は丙午の年。その丙午はどんな意味で、その年はどんな年になるのか?見ていこうにゃー (≡^ω^≡)
十干十二支とは正しい意味での干支であり、「干」と「支」の組み合わせで「えと」です。
※日本人が日常使っている干支(えと)は、正しくは十二支(子丑寅卯辰巳午未申酉戌亥)であり、「じゅうにし」です。
十干十二支とは、十干(甲乙丙丁戊己庚辛壬癸)と十二支が組み合わさることで、60通りの組み合わせがあり、年・月・日・方位・事柄などを表すのに使われます。
甲子(きのえね)からはじまり、癸亥(みずのとい)で終わる組み合わせで、この
60の組み合わせで物事が一巡するという考え
が生活の様々や慣習で取り入れられています。
その代表的なのが還暦で、この考えを元に生まれてから60年で生年の干支を迎え、一つの人生を生ききったということを意味しています。
先述の十干十二支の60の組み合わせは、それぞれの年にも振られており、2026年の十干十二支である丙午は
十干の3番目にあたる「丙(ひのえ)」
と
十二支の7番目にあたる「午(うま)」
が重なる、
十干十二支で43番目にあたる「丙午(ひのえうま)」
の年となります。
十干の「丙(ひのえ)」は、十干の3番目最初にあたるものであり、軋(あつ:きしるの意)をその語源としており、草木の幼芽がいまだ自由に伸長しきれず、屈曲している状態を表しています。
自立心がやや弱く、周りのものに守られながら次の発展を待っている状態とも言われます。
已む(やむ)を意味しており、草木が繁盛の極限に達した状態、万物の繁盛が極限まできた状態を表しており、それ以上に伸びることのない状態をも示しています。
また物事の最高の位置に達して静止している状態を表しているとも言いいます。
巳=蛇(へび)であり、蛇は古くから豊穣の神、脱皮することから復活と再生の象徴ともされ、七福神の弁財天の使い神でもあるため、幸運や金運の動物ともされています。
また蛇は執念深く、その反面恩を忘れずに返す動物ともされ、巳年生まれの人は我慢強い、努力を惜しまない、粘り強いとも言われます。
この「丙」と「午」の二つが合わさる2026年の干支丙午の年は
2026年「丙午」の年は
学んできたことや努力してきたことが、屈曲して軋むほどになり、上蓋を跳ねるがごとく芽吹くと一気に極限まで伸びる、そんな勢いのある年になりそうです。
ただし、反面人によっては水面下では十分に伸長や成長しきり、努力が積み重なっても、芽吹くまで至らず次の年や次の機会まで我慢を続けなければならない、そんな年にもなってしまうかもしれません。
と言えるでしょう。
この時のためにずっと努力してきた、積み重ねてきた、というものが芽吹き、花開くと一気に最大限まで伸び、大きくなり、成功する、そんな年になりそうですね。
その反面、同じように努力し続けてきた人の中でも、この一年芽吹くことなく、結果につながることもなく、まだ我慢の時が続く、屈曲した状態でも我慢をしなければならない人も出る、そんな年にもなりそうです。
2026年丙午の年はこんな年になるのにゃ。こういった謂れを参考にして、2026年もいい年にしていこうにゃにゃー (≡^ω^≡)
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